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隠れ家だからこそバーの扉は重く道行く人を拒むかのように店名も小さく目立たない。

その代わりいったん中に入れば―あの重い扉があるからこそお客様は安心して外の世界を忘れられる。

肩書きや年齢やいろんなものを忘れて本当の自分に向き合えるのかもしれません。

 

バーってのは夜だけ開いてる病院なんだよ。人は体を治すために昼間の病院に行く。

じゃあ魂は?生きる勇気も自信もその方法も分からず血を流している魂はどこで癒される?『Bar』だ。

医者は体をバーテンダーは客の魂を預かってるんだ。だから絶対に裏切っちゃいけない。

 

アメリカのバーではこんな古い言い伝えがあってな。自殺を考える男が最後に話し相手に選ぶ人間が二人いる。

一人は牧師さん。もう一人は…"バーテンダー"

 

バーの照明がなぜこんなに暗いかご存じですか?それは…お客様の涙を隠すため。

 

幸福な奴は一人でバーになんか来ない。みんな少しだけ不幸を抱えているからバーの扉を押すんだ。

だからバーで一番大切なのは酒じゃない。誰かの不幸をじっと見つめてあげること。

ーバーテンダーが不幸な時はね…独りで耐えるんだよ。

それが出来ないならバーテンダーなんてやめちまいな。

 

人って誰にも話せないけど誰かに聞いてほしいことがあります。

幸福な話でも不幸な話でも…Barってそういう時のためにあるんですから。

 

ここはバー。年齢も肩書きも忘れる場所ですから

 

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